CHOWA(ちょうわ)ウエディング代表の藤田将悟です。
今回は引出物選びで失敗しないコツをお伝えします。
意外な事もあるかもしれませんが、最後まで読んでみてください。
はじめに
まず初めに申し上げたいのが、「ゲスト全員が満足する引出物など存在しない」という事を知っておいてください。
本末転倒な事を言ってしまいましたが、これは事実です。
「そんなの無責任だー!」とあなたの心の声が聞こえてきましたが、ちょっと考えてみてください。
老若男女、違う環境で生きてきた人たちの趣味嗜好はバラバラです。
それを予想して引出物を贈り、100%満足してもらうなんて不可能に近いです。
それではどうするか?
次のいくつかの事に気をつけるだけで、ハズレの少ない引出物を選ぶことができますので参考にしてみてください。
ワンランク上の商品にする
メインギフトを当初の予算より500円高くするだけで、引出物の品質がグッと上がります!
これは実際にたくさんの引出物を見てきたプロなら、全員が口を揃えてお勧めする方法です。
「500円でこんなにも違うのか」と驚くと思いますので、実際に商品を見比べてみるとわかりやすいです。
自分では買わないものを選ぶ
「お金を出してまでは買わないが、貰ったらうれしいもの」を意識して選んでみましょう。
必ずしも実用的である必要はありません。
使いどころは少ないが贅沢に感じられるような物は喜ばれる傾向が高いです。
インパクトのあるもの
時間が経ってもあなたの結婚式を思い出してもらえるような、印象に残る引出物も悪くはありません。
誰から貰ったか忘れられるようでは、いい引出物だったとは言いにくいでしょう。
センスが問われますが、チョイス次第では最大の効果があります。
無難なものは避ける
無難なものを選ぼうとして失敗するパターンは結構多いものです。
無難なものとはつまり実用品ですが、すでに持っている物の数が増えるだけで、実用品なのに利用してもらえないという可能性もあります。
ハズレはありませんが当たりにくいと言えるでしょう。
ただし、消耗品はこの限りではありません。
「品」にこだわり過ぎない
「品」以外の付加価値でもゲストの印象に残る引出物は贈れます。
私が特にこだわっている部分がここです。
例えば引出物を宅配して、持ち帰る不便さを解消させてあげたり、写真付きのメッセージカードを添えて挙式の感動を呼び起こしたり。
アイデア次第で、無限の可能性を秘めた引出物が贈れます。
贈り分けを増やし過ぎない
ゲストの年齢や間柄によって送り分けすることが一般的になりましたが、時には、細かく分けすぎる事がマイナスに転じます。
ゲスト同士で引出物の話になったとき、「差をつけられているのではないか」と、いらぬ詮索をされてしまう例がよくあります。
また、誰に何を贈ったのか覚えていられず、後日お会いした時に引出物の話になり困るケースもあります。
多くても5~6パターン位の送り分けにしておくのが良いでしょう。
1日でも早く準備する
引出物準備で全般的に言える事ですが、一日でも早く引出物の準備をしてください。
面倒な作業になるので後回しにしがちですが、出席者の増減、商品の変更、商品在庫の確保など、挙式が近づいてからでは間に合わないことも増えてきます。
正確な購入数や商品が決まっていなくても、おおよその数で受注してくれるショップもありますので、一日でも早く相談してみましょう。
プロに相談する
引出物選びに迷ったときに一番お勧めできるのが、私どものような「プロ」に相談することです。
今まで数多くの引出物に触れてきて、いろいろなパターンを見てきましたので、知識の差は圧倒的です。
ただ、ショップによってはじっくり相談に乗ってもらえないこともありますので、親身になってくれそうなショップ選びも重要です。
いかがだったでしょうか?
引出物選びと一言にいっても、失敗しないための選び方にはコツがあります。
このコツさえ覚えておけば、ゲストから不満の出るような引出物を贈ることは少なくなるはずです。